今月はかなりいろいろと読みました。
『メモの魔力』
『2035年の世界』
『ハッタリの流儀』
『嫌われる勇気』
『ハートドリブン』
『母』
『実験思考』
『AV女優、のち』
『才能の正体』
『破天荒フェニックス』
です。
これだけ読めることを思うと
やっぱりkindle unlimited は相当おトクですね。
このなかで特におもしろいと思ったのはこの2冊。
『2035年の世界』
沢尻エリカさんの元夫、
高城剛氏による未来予想本。
この本は2014年に出版されていて
発売から5年以上経っているわけなのですが
35年のことを予測しているのに
20年現在、すでに推測された通りの
傾向があることがおもしろい。
・AIの発展
・医療ツアー あたり特に。
ただ、まあ当然っちゃ当然なのですが
単なる予測本なので
その道の人からすれば「？」と
なるところもあるらしい。
「日本は水道技術を輸出して発展すべき」
あたりのことをゼネコンの人に話したところ
「海外の人は蛇口から水を飲みたいという欲求がないし
ミネラルウォーター屋から猛反発を食らうから
浄水技術は世界で売れない」
とのこと。そんなもんなのか。
『AV女優、のち』
元AV女優たち7人の
セカンドキャリアを追った一冊。
昔から、AVに出演するって
どういう経緯？と興味がありました。
だいたいの子が騙されてるんだろうな～
そして後悔しているのだろうな～
というのが本書を読む前の予想。
しかし、ここに登場する元AV女優たちは
出演を誇るこそないけれど、後悔もないという。
いや、びっくりした。
あと、出演するきっかけとして
騙された子はほぼおらず、
「自分を変えたい」が
多くを占めているのに本気で驚いた。
7人は後悔してないんだ、よかった。
と思ったのですが、あとがきで
「ここに出ている元女優たちはレアケース。
ほとんどは過去を封印して暮らしている」という
一文にズーンと沈んだ。。
あと、アダルト産業は
斜陽化しているというのが
超よくわかります。
「昔は○万円くらいもらえたけどいまは……」とか
「スタジオ代を抑えるために一日数本撮る」とか
女優さんの口から出ると、リアル。
今回はとりあえずこのあたりで。