書籍編集者が教える!読書量を一気に増やす方法

結論からいうと、
「電子書籍の読み上げ機能
(トークバック)を活用せよ」です。

オーディオブックでも
なんでもいいのですが
とにかく「聞く」ようにするだけで
飛躍的に読書量を上げることができます。

本を聞くメリット①:
手間が省ける

本を電子でなくペーパーで
読むとなると、わざわざ
セッティングすべきことが非常に多いです。

本を買いに行き、持ち帰り、
カバンから取り出し、腰を据えて、
初めて読むことができます。

それが好きなのであれば
もちろんかまいません。

これは私の仮説ですが、
わざわざ時間を割かなければならない
ハードルが多すぎるせいで
人は読書に消極的になって
しまうのではないでしょうか。
(だから、積ん読が生まれるのではないかと。)

その点、電子書籍だと面倒な点は
ほぼありません。スマホの操作のみです。

本を聞くメリット②:
「ながら」で読書できる

これが一番のメリットです。

本を「聞く」と、ながら行動ができます。
たとえば、洗い物をしながら本を聞けば
今まで洗い物しかできなかった時間で
読書量を増やせるようになります。

単純に、一日のうち10分を
食器洗いに充てているとすれば、
一週間で70分の読書をすることができます。
薄い本なら、読み終えるのに
十分な時間でしょう。

仮に一週間で1冊読了できれば、
一ヶ月で4冊も読書量を増やすことができる
計算になります。

もっともオススメなのは、歩きながら聞くこと。
体を動かしながら知識をインプットするのが
一番頭に入るそうです。

私は、ながら聞きできることが
あまりにも素晴らしいと思ったので
ジムに行く道のりを
自転車から徒歩に変更したくらいですw
その方がいっぱい聞けるので。

本を聞くメリット③:
読書が苦手な人でもハードルが下がる

「読書は苦手で……」という人は多いですが
「ラジオを聞くのは苦手で……」という話は
聞いたことがありません。

これも仮説ですが、紙の本を読む際の
ハードルが苦痛なのではないかと推察します。
(プラスアルファで、
じっとしていなければならない、とかも……)

そういった意味でも、
本を聞けるメリットは絶大です。

実際に、私の夫はまさに本嫌い。
できればいつでも体を動かしたいぜ!
というタイプなのですが
私が家で本の音声を流しているぶんには
「おもしろい」とか「そんな考え方があったのか」という
コメントをくれたりもしますw

頭に入るのか問題

多くの人が「頭に入るのか?」と疑問を持ちそうですね。
私もそう思っていました。

しかし、意外だったのが
目で読んでいたときよりも
頭に入りやすいのでは?ということです。

編集者をしているくらいですから、
私は元来読書好きです。
本を聞くなんて邪道なんじゃワラ
と思っていたのですが。

ところがどっこい。
「ながら」で聞けることもあるからか
目で読んでいたときよりも集中できる。

ドラゴン桜でもやっていましたが
歩きながらの暗記は神経が刺激されて
効果が上がるのと同様だと思います。

脳が一気にできる行動は
2つまでなので、歩きながら
本を聞いていれば、ほかのことが
気にならなくなりますしね。

しかも、読み上げ機能ならではの
おかしな間違いもたまにあったりするので
「あ、ここ間違えてんな……」と
意識せずとも内容に
フォーカスしてしまうのです。

そういう意味では間違いも一役買ってくれているかも。

まとめ

とにかく本を聞くというのは
最高なので、ぜひ一度トライしていただきたい。
それに尽きます。やってみないとわかりません。

私も懐疑的でしたが、
今では「なんでもっと早くやらなかったんだ……」と
後悔することしきりです。

では!

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